「螺法(注1)」による造形と色合いの調和が美しい花器です。ろくろ成形の途中で表面に磁器の白い土を薄く塗り、その後にスジ模様をいれます。スジをいれたところは備前の土が表面にあらわれ、スジを入れなかったところには磁器の白い土が薄っらとと残ります。さらにその後にロクロで「ねじれ」をいれています。※注1 螺法(らほう):「ろくろ」の遠心力を利用し、作品に「ねじれ」を入れるオリジナル技法。ブログ欄で詳しく紹介しています。